サンタクロースの話し

皆さんこんにちは、ブログ担当スタッフです。

世間ではクリスマスという正月の次に大きなイベントがありました。

僕の子供の頃は夜中朧気にサンタさんのシルエットを見ようと努力をしたものです。

さて、そんなクリスマス、今の世の中の子供も大人も世界中の子供のところにサンタクロースがやってくる、などというのはサンタ一人では無理だろうというのは容易に想像つきます。

しかしながら西洋史からするとそれは簡単だったのです。

フランス革命、あるいは活版印刷が発達するまでの間、人の意識の及ぶ世界というのは国一つや市一つではなく町一つであったといいます。

だから、サンタさんはいい子にしていたみんなのもとへやってくる、となったときに見渡せる範囲であったり、広くて町一つの子供たちのことを想像すればよかったのです。

しかしながら活版印刷によりメディアが生まれ、通信技術の発達で電話やインターネットが生まれ・・・としていくうちに僕らの世界はどんどん拡がり続け、ついには文字通り世界中がみんなになりました。

現代のサンタは困ってしまいましたが、どうせなら未来は星と星の間もみんなや世界に含まれるようになるといいですね、でもそれだともっとサンタも困るかもしれません、それでは皆さんいい夜を、メリークリスマス。