血糖値が下がって退院するまで

こんにちは!ブログ担当スタッフです。

ラグビーW杯、史上初の予選突破、そしてベスト8ですね!思えば前回のW杯のときの超のつくくらいの下剋上から一気に日本のラグビーの環境は変わりました。今では順当のように四勝でリーグ抜けしたかのように思えますが、実際にはもっと違った実情とかもあるのだろうな、とは思います。


さて今日の本題です。前回は血糖値スパイクを作るための入院ということをお伝えさえていただいたと思いますが、今回はそれに引き続き血糖値が下がって退院するまでと、実際に話してた大学への復学を絡めた、ある種のタイムリミットと目標について書こうと思います。


実際に入院するまでと入院してから、僕は基本的に10単位以上のインスリンを注射して、無理やり血糖値スパイクを作っていました。イメージ的にはガチガチに固まってしまったプラスチックや金属を曲げるためにガスバーナーで炙って形を整えることをイメージしてください。そんな生活ですから、最初は眠くなったりすることが多々ありまして、夜中に目が覚めることも珍しくなかったです。

ただ人間、三日あれば体もなれるようで、その頃にはすんなり生活リズムも戻ってきたことを覚えています。

もちろん、まだ体も若い年齢なので、そのくらいから病院のジムでトレーニングといえるくらいの強度で(と言っても一回30分くらいが限度でしたが)運動のリハビリを始めました。するとどんなにインスリンを打っても300後半以上はあった血糖値が200、あるいは100後半くらいまで下がっていったのです。

それが三日も続けば当然退院も具体的になってきます。そして大学への復学に向けての具体的な目標も定まってきました。

インスリン注射を一日1回まで落として、錠剤の服用で血糖値を下げよう、という目標です。

これは糖尿病患者さんならわかりますが、かなり頑張らないと達成できない目標です、しかし主治医の先生は、運動を始めた途端、血糖値の下がり幅が大きいこと、それとまだ体も若いことを信じて、やれるだろう、とおっしゃっていただいて6か月後の大学への復学の時期を目標に退院させてくれました。